合成繊維不織布にアスファルトを含浸・コーティングしたシート状の「ルーフィング」という
シートを複数層貼り重ねて形成する工法です。
熱工法・トーチ工法・常温工法(冷工法)などに分類されます。
ルーフィングシートを積層することにより、水密性に優れた防水層が構成されるので、
露出仕上げや押えコンクリートで仕上げたり屋上緑化を施したりと多彩な仕上げが可能です。
アスファルト防水で採用されることの多い3つの工法をご紹介いたします。
アスファルト溶融釜で220℃〜270℃に溶融した防水工事用アスファルトを使用し、
ルーフィングシート複数枚を交互に積層して防水層を作る工法。
高温で溶かした改質アスファルトを全面に貼付けるため、隙間ができず、防水層としての信頼性が高い事があげられます。施工後にはすぐに硬化し、防水性能を発揮します。
改質アスファルトルーフィングシートの裏面と下地を、
トーチバーナーであぶり溶かしながら張り付け、あるいは張り重ねる工法。
釜などでアスファルトを溶かす必要がありませんので、
臭いや煙が発生せず、安全性も非常に高くなります。
ゴムアスファルト粘着層を裏面にコーティングした改質アスファルトルーフィングシート複数枚を交互に積層して
張り合わせる工法。
熱を使用出来ない場所や、内部の浴室防水などに適した工法と言えます。
防水材の中で一番古くから使用され
高い信頼度があり耐用年数が⻑い
アスファルトルーフィングは所定の厚みが確保されているので信頼性の高い防水層が出来る
常温工法では、火を使用しないで施工できる工法がある
信頼性の高い防水が経済的な値段で施工できる
アスファルトが待つ持つ防水性が低下し下地の動きに付いていけなくなるので、クラックなどが発生した際に、
一緒に破断してしまうことも有り耐用年数は一般的に10年から15年です。
合成繊維不織布にアスファルトを含浸・コーティングしたシート状のルーフィングを貼り重ねて形成する工法です。
熱工法・トーチ工法・常温工法などに分類されます。
塩化ビニール樹脂系のシートで構成された防水層で、紫外線、熱などに対して優れた耐久性を持っています。 粘着工法と機械的工法があります。
液体状のウレタン樹脂を塗りつけて、固まる( 硬化する )事によって弾性でゴム状の防水層を作る工法です。
密着工法と通気緩衡工法があります。
FRPは繊維強化プラスチック( Fiber-Reinforced Plastics )の略称で、ガラス繊維などの補強材にポリエステル樹脂を塗布し、硬化させて防水層を作る工法です。