名西

アスファルト防水の特徴

合成繊維不織布にアスファルトを含浸・コーティングしたシート状の「ルーフィング」という
シートを複数層貼り重ねて形成する工法です。
熱工法・トーチ工法・常温工法(冷工法)などに分類されます。
ルーフィングシートを積層することにより、水密性に優れた防水層が構成されるので、
露出仕上げや押えコンクリートで仕上げたり屋上緑化を施したりと多彩な仕上げが可能です。

アスファルト防水の工法

アスファルト防水で採用されることの多い3つの工法をご紹介いたします。

熱工法

アスファルト溶融釜で220℃〜270℃に溶融した防水工事用アスファルトを使用し、
ルーフィングシート複数枚を交互に積層して防水層を作る工法。

●特徴

高温で溶かした改質アスファルトを全面に貼付けるため、隙間ができず、防水層としての信頼性が高い事があげられます。施工後にはすぐに硬化し、防水性能を発揮します。

熱工法

トーチ工法

改質アスファルトルーフィングシートの裏面と下地を、
トーチバーナーであぶり溶かしながら張り付け、あるいは張り重ねる工法。

●特徴

釜などでアスファルトを溶かす必要がありませんので、
臭いや煙が発生せず、安全性も非常に高くなります。

トーチ工法

常温工法

ゴムアスファルト粘着層を裏面にコーティングした改質アスファルトルーフィングシート複数枚を交互に積層して
張り合わせる工法。

●特徴

熱を使用出来ない場所や、内部の浴室防水などに適した工法と言えます。

常温工法

屋上でのアスファルト防水の
メリット

アスファルト防水の対応年数

アスファルトが待つ持つ防水性が低下し下地の動きに付いていけなくなるので、クラックなどが発生した際に、
一緒に破断してしまうことも有り耐用年数は一般的に10年から15年です。

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